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大寧護国禅寺 慈光堂(位牌堂)

慈光堂(位牌堂)

 仏教寺院の位牌堂とは、壇・信徒各家のご先祖さまの位牌を永代に祀る持仏堂のことです。一般に、祠堂殿とも呼ばれます。この位牌堂でご先祖さまの忌日ごとに読むお経を「祠堂経」 といい、それに対する供養料が「祠堂金」です。永久に読経するので「永代経」と呼び習わされています。壇・信徒各家の先祖を永代に祀る位牌堂(祠堂)は、本堂の西側に西方浄土 を意識して配置されているのも、こうした仏教徒に共通な考え方によるものです。
 禅宗寺院には、形態や規模の異同があっても、必ず位牌堂が付置されています。古来、各家の仏間に祀る仏壇並びに野外の墓地と三位一体で、菩提寺の位牌堂は、家族や親族集団の魂のよりどころとされてきました。 特に、何らかの事情で一族の後継者が途絶えたときなどは、先祖の御霊を供養し続ける確実な場所がお寺だけになってしまうこともしばしば起こります。
お寺の位牌堂にご先祖様の御霊を預け、日拝、月拝、年供養等怠りなく永久に奉仕を続けてもらえる安心は、かけがえのないものです。
 大寧寺の古い位牌堂は、材料の無い時代に建てられた安直な建築物だったため老朽化がひどく、すでに数年前の台風で朽ち果ててしまいました。 各家の位牌(ご先祖さまの御霊の拠りどころ)を粗末にしている現状は宗教施設としていかにも情けなく、一刻も早い復旧がも待ち望まれていましたので、 開創六百年記念事業にあたり、素晴らしい環境の中に、面目を一新した素晴らしい皆様方の祠堂殿が新規に開堂いたしました。